シンクトゥギャザー、マレーシア企業に電動バス引き渡し

電気自動車生産のシンクトゥギャザー(本社・群馬県)は8月30日、マレーシアのドリームエッジ社向け電動バス『eCOM-8』の完成及び引き渡し式を行った。

エマージング・マーケット 東南アジア

電気自動車生産のシンクトゥギャザー(本社・群馬県)は8月30日、マレーシアのドリームエッジ社向け電動バス『eCOM-8』の完成及び引き渡し式を行った。

eCOM-8はバッテリー駆動の電動バスで、群馬大学理工学部などと協力して開発された。観光用などに利用される。日本版は最高時速19キロメートルで、10人乗り。家庭用100ボルト電源で充電できるほか、屋根の太陽光パネルからも充電できる。満充電で40キロメートルを走行できる。

シンクトゥギャザーは、マレーシア向けeCOM-8輸出が東南アジア方面への「eCOM」シリーズ展開の足がかりにしたいとの見解を示した。またドリームエッジ社への技術移動及び連携、マレーシアで開かれる環境見本市への出店を計画している。

広瀬やよい

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