【SUPER GT 第6戦】GT300クラス…TWS LM corsa BMW Z4が初優勝を達成

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
優勝の#60 BMW。撮影:益田和久
  • 優勝の#60 BMW。撮影:益田和久
  • 優勝の(左から)吉本、飯田、佐藤。撮影:益田和久
  • #60 BMWと#55 CR-Zのトップ攻防。撮影:益田和久
  • 決勝2位の#31 プリウス。撮影:益田和久
  • 決勝3位の#7 BMW。撮影:益田和久
  • GAINERチームのメルセデスは#10(向かって左)が4位、#11が10位に。撮影:益田和久
  • #4 BMWは決勝5位。撮影:益田和久
  • #61 BRZは決勝9位になる。
31日に決勝が実施されたSUPER GT第6戦「鈴鹿1000km」。GT300クラスでは飯田章&吉本大樹&佐藤晋也の#60 TWS LM corsa BMW Z4(タイヤはヨコハマ=YH)が初優勝を飾っている。

ポール発進の#55 ARTA CR-Z GT(高木真一&小林崇志/ブリヂストン=BS)と激しく優勝を争ったのは、予選6位の#60 BMWだった。コース上で接近バトルを演じること数度の好勝負は、終盤、#55 CR-Zがマシントラブルに見舞われてスローダウンしたことで完全決着というかたちになった(#55は最終的に16位)。

「今年生まれたばかりのチームですけど、1勝という高い目標を掲げてきました。チームに関わってくれた全ての人に感謝したいです」と飯田が語れば、吉本も「1勝という高い目標を、まさか(長丁場の)1000kmで達成できるとは思いませんでした」と語る素晴らしい勝利。飯田は「抜きつ抜かれつのレースで、ラクじゃなかった。でも、雨に見舞われることなく、みんなが力を出し切ったなかで勝てたことがとても嬉しい」とも語り、決勝での出走機会こそなかったが第3ドライバーとしてチームをバックアップした佐藤は「ふたり(飯田と吉本)はピットインしてくるラップが特に速かった」と勝因を分析した。

決勝2位は#31 OGT Panasonic PRIUS(新田守男&嵯峨宏紀&中山雄一)。3位には#7 Studie BMW Z4(J.ミューラー&荒聖治&A.ファルフス)が入り、BMWは1-3フィニッシュ。またYH勢が表彰台独占を果たしている。4位はメルセデスの#10 GAINER Rn-SPORTS SLS(植田正幸&山内英輝/ダンロップ=DL)。

5位には#4 グッドスマイル 初音ミク Z4(谷口信輝&片岡龍也/YH)が入り、10位だった#11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸&B.ビルドハイム/DL)からドライバーズポイント首位の座を奪回することに成功した。2点という僅差ながら#4 BMWが先行、これを#11 メルセデスが追う。ポイント3位は#7 BMWのミューラー&荒で、首位とは13点差。ポイント4位は今回決勝9位の#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太&井口卓人/ミシュラン)で首位と18点差、ポイント5位が今回優勝の#60 飯田&吉本で首位と20点差。ここまでが争覇圏内と見られるが、そこにBMW Z4が3組入る状況となっている。

SUPER GTの次戦は10月5日決勝の第7戦タイ(ブリーラム)。今季の国内開催は、最終戦である11月16日決勝の第8戦ツインリンクもてぎを残すのみとなる。

なお、シリーズ運営団体GTAの坂東正明代表は、29日に構想具体化の発表を実施したGT300マザーシャシー採用車(トヨタ「86」ベースのプロト車)について、「9月11日に岡山国際サーキットでシェイクダウンして、タイ戦に出場させたい」との意向を決勝日の定例会見で表明。「昨日、話がだいたい決まった」そうで、「トヨタ・タイランドが走らせるかたちで、ドライバーのひとりは土屋武士になる予定。また、来季に向けてのチームからのオファーが既に4件ほどあった」とのこと。好発進&好反響のGT300マザーシャシー車、こちらに関しての動きもタイ戦に向けて注目される。
《遠藤俊幸》

編集部おすすめのニュース

特集