ペナン島とマレー本島を結ぶ海底トンネル(6.5km)の工事開始は2016年中になる見通しだと、ベルナマ通信が伝えた。
工事主体のコンソーシアム・ゼニスBUGGのザルル・アハマド会長によると、環境への配慮が極めて重要な事業のため、事業化調査に約1年を要する見通し。工事費は63億リンギ。
事業にはアストラル・シュープリーム・コンストラクションが参画の予定だったが、ゼニスとの契約条項を履行できなかったため、ゼニスは契約を終了させた。アストラル撤退による事業費への影響はないという。
コンソーシアム・ゼニスの構成員は、ゼニス・コンストラクション、スリ・ティンギ、ジュテラスおよび中国鉄道建築とゼネコンの北京城建集団。