マレーシア・プロトンとプロドゥア、小型車市場で激突…近日中に相次ぎ新車発表

国民車メーカー、プロトン・ホールディングスとダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、販売台数増加や市場シェア拡大を狙い、前後して小型車の新型モデルの発表する。

エマージング・マーケット 東南アジア

国民車メーカー、プロトン・ホールディングスとダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、販売台数増加や市場シェア拡大を狙い、前後して小型車の新型モデルの発表する。

プロドゥアは、早くて来週にも低燃費自動車(EEV)『アジア(Axia)』(排気量1.0リットル)を発表すると見られている。15日に先行予約の受付を開始した。「アジア」の価格は2万4900リンギからで、燃費は1リットルあたり21.6kmとなっている。

一方でプロトンは、「アジア」の発表から1週間以内にグローバル小型車(GSC)を発表する模様だ。排気量は1.6リットルで、5ドア・ハッチバックとなる。2000年に生産を終了した『サヴィ』の後継モデルとなっている。価格は、4万リンギからとなると見られている。

アナリストらは下半期について、プロトンとプロドゥアは、自動車ローンの利率が引き上げられたことにより、低所得者のローン申請の却下による影響を受けると予想。しかし、プロトンのGSCとプロドゥアの「アジア」への影響は軽微となると見られている。

広瀬やよい

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