マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2014年7月の自動車販売台数は6万267台で、前年同月比11.9%のマイナスとなった。
前月比では2.9%増。生産台数は5万2,309台となり、前年同月比で4.5%の減少となった。
7月の販売は乗用車が5万3,578台で前年同月比12.2%減、商用車は6,689台で同9.6%の減少となった。生産台数は乗用車が3.4%減の4万7,707台、商用車が14.5%減の4,602台だった。
年初7カ月(1-7月)の販売台数は39万3,409台で、前年同期比3.0%の増加。同生産台数は35万8,904台で、同3.0%増となった。
MAAは7月の販売台数が前月比で増加したことについて、ハリラヤ(断食月明け大祭)を目前にしてメーカーが販売プロモーションに力を入れたこと、納車を急いだことを理由に挙げた。一方、8月の見通しについては、営業日が多いことや販売プロモーションの継続などから7月の水準を維持すると予想した。