【日産 スカイライン 200GT-t 発表】長距離を家族や荷物を載せて走る「まさにGTカー」

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日産・スカイライン 200GT-t
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日産『スカイライン 200GT-t』は、2リットル4気筒ダウンサイジングターボエンジンを搭載しており、そのトルクは3.5リットルガソリンエンジン並みである。

同社パワートレイン開発本部パワートレイン第一製品開発部主管の片岡秀樹さんは、「スカイラインというとロングノーズの6気筒というイメージがある。しかし、もはや排気量や気筒数でクルマの性能を語る時代は終わった」と話す。

具体的には、「ターボチャージャーの技術も進み、200GT-tのエンジンは、低速からトルクが出せる小型のターボを使っている。実際に1200rpmくらいから350Nmという3.5リットル並みのトルクを出しているので、非常に乗りやすいと思う」とコメント。

片岡さんは、このエンジンを担当する前はディーゼルエンジンの開発を行っていた。「ディーゼルエンジンは低速からトルクがあり、欧州で生活した経験からも、静かで、燃費も良いというイメージを持っていた。しかし、このスカイラインのエンジンは、トルクの出方などがディーゼルのようで、これはきっといいクルマになると(開発中から)感じていた」という。

そして完成しても、「低速からトルクがあるので、がんがん走るようなR32 GT-Rのようなクルマではなく、本当のグランツーリスモ、長距離を家族や荷物を載せて走っていく。そんなキャラクターにぴったりのエンジンだなと思っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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