JR北海道、日本最東端の東根室駅「来駅証明書」をリニューアル

鉄道 企業動向
新デザインとなった来駅証明書。裏面はほとんど変わっていない。
  • 新デザインとなった来駅証明書。裏面はほとんど変わっていない。
  • 新しい来駅証明書の表面を飾る花咲線のキハ54形気動車。

JR北海道釧路支社は8月13日から、日本最東端の駅として知られる根室本線東根室駅(北海道根室市)の「来駅証明書」をリニューアルした。

東根室駅は根室本線(花咲線)の終点・根室駅の一つ手前にある駅。1921年8月5日に現在の根室本線が全通した際は設置されていなかったが、戦後の1961年9月1日に新駅として開業した。日本国内で最も東に位置する鉄道駅として知られており、釧路支社は同駅の「来駅証明書」を以前から配布していた。

従来の証明書は表面に駅名標をデザインしていたが、新デザインではキハ54形気動車の走行シーンに変わっている。表面に入場券をはめ込む仕様は以前の証明書と同じ。

東根室駅は駅員がいない無人駅のため、根室駅で「東根室駅」の硬券入場券(170円)を購入した人に限り、無料で配布している。配布枚数は1000枚限定。入場券1枚購入ごとに1枚配布される。根室駅の窓口営業時間は5時30分から17時まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集