メルセデス・ベンツ日本は、『SLクラス』の装備内容を充実し、8月5日より発売する。
「SL350」および「SL550」は、スイッチを押すだけでルーフトップの透過率を瞬時に変更し、クリアモードとダークモードを自在に切り替えることができる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」を標準装備した。クリアモードでも紫外線や赤外線を効果的に遮断。さらにダークモードでは透過率約1%以下となり、室内の温度を最大で10度程度低く抑えられ、ルーフクローズ時でも快適なオープンエア気分を味わうことができる。
30万円以上相当のオプション装備の標準化しながら、価格は据置きで、SL350が1224万円、SL550は1604万5000円とした。
上級グレードの「SL63 AMG」は、最高出力を従来比48psアップの585ps、最大トルクを同100Nmアップの900Nmと、動力性能を引き上げるとともに、リミテッド・スリップ・デフを装備してコーナーリング走行性能および走行安定性を向上させた。価格は据置きの2036万5000円。
また、フロントスポイラーリップやドアミラーなどにカーボンファイバーパーツを採用した「AMGカーボンエクステリアパッケージ」に、マットブラックペイント/ポリッシュ仕上げのフロント19インチ/リア20インチのAMGマルチスポーク鍛造アルミホイール、AMGパフォーマンスステアリング、専用AMGスポーツサスペンション、AMGドライバーズパッケージなどを加えた「AMGダイナミックパッケージ」を新規オプション設定した。