ホンダのブラジルにおける二輪車および汎用製品の生産販売子会社であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(HDA)は、現地時間8月4日(日本時間8月5日)に、二輪車累計生産台数2000万台を達成し、アマゾナス州のマナウス工場で記念式典を行った。
HDAにおける累計生産台数2000万台目の車両は、8月1日に発売されたばかりの新型『CG150 TITAN』となった。CGシリーズは、1976年にブラジルでの販売を開始して以来、累計1000万台以上を販売。新型CG150 TITANは、前後輪に適切に制動力を配分するコンバインド・ブレーキシステムを、ブラジルで二輪車市場の約8割を占める小型モーターサイクルカテゴリーの中で、初めて標準搭載した。
HDAは、1976年に「CG125」から二輪車の生産を開始。最量販モデルであるCGシリーズを中心に販売を伸ばし、2007年に二輪車累計生産台数1000万台を達成した。2009年には、環境に優しいフレックス・フューエル技術を世界で初めて二輪車に搭載した「CG150 TITAN MIX」を発売。HDAはブラジル二輪車市場全体の8割にあたる122万台を2013年に販売した。