日本空港ビルディングなど4社、「空港免税店」を三越銀座店に新設…2015年秋

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日本空港ビルデング、成田国際空港、NAAリテイリングの3社は、三越伊勢丹ホールディングスと合弁会社を設立し、「市中免税店」を出店することで合意した。

合弁会社は「ジャパン・デューティー・フリー Fa-So-La三越伊勢丹」で、資本金が1000万円。出資比率は日本空港ビルが45%、三越伊勢丹が27.5%、NAAリテイリングが27.5%。

日本空港ビル、三越伊勢丹、成田国際空港とNAAリテイリングの4社は、これまで培ってきた免税事業のノウハウと各経営資源を結集することで、従来の空港における免税売店に加え、観光立国推進の一環として、より競争力のある市中での空港型免税売店(保税売店)を展開する。

新会社は、出国する国内外の旅行者をターゲットに、新たな消費需要を喚起するとともに、訪日外国人の利便性を高めることを目的に設立する。

新会社は、三越銀座店8階に売り場面積3300平方メートルの「ジャパン・デューティーフリー・GINZA」を2015年秋にオープンする。ファッションやジュエリー、ウォッチ、化粧品などデューティーフリーショップ(保税免税店)の形態で出店。「世界に類を見ない市中免税店モデル」を創造し、日本にしかできない「快適かつ趣のある新しい買い物体験」を提供する。訪日外国人と海外に出国する日本人は、免税での買い物が可能で、沖縄を除く市中の免税店としては日本初となる見通し。

《レスポンス編集部》

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