BMWの二輪部門、BMWモトラッドは7月10日、2014年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は過去最高の7万0978台。前年同期比は9.3%増と伸びた。
車種別では、『R 1200 GS』がほぼ1万5000台を売り上げ、最量販モデルに君臨。これに次いだのは、新型ボクサー搭載モデル。
具体的には、『R 1200 GSアドベンチャー』が9708台。『R 1200 RT』は7420台を売り上げた。2014年3月に発売した『RナインT』も上半期、4114台と支持を集める。
一方、2014年6月単月実績は、1万1827台にとどまり、前年同月比は5.7%減と後退。BMWモトラッドは2014年、新車攻勢で、さらなる販売増を目指す方針。全てのセグメントで、成長を狙う。
BMWモトラッドの2013年の世界新車販売台数は、過去最高の11万5215台。前年比は8.3%増だった。BMWモトラッドのHeiner Faust営業&マーケティング責任者は、「上半期は過去最高実績。2014年の販売新記録に向けて、順調な足取り」とコメントしている。