三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は7月24日、フィリピンから合計242台の小型トラック『キャンター』の大口受注を獲得したことを発表した。
今回の受注は、フィリピンの大手宅配便業者であるLBCエクスプレス社からの発注によるもので、2014年8月中に納車の予定。LBC社は1950年代に航空貨物代理店として設立。その後、フィリピン国内において現金および一般貨物の輸送を開始し、現在ではフィリピン国内最大規模の700以上の拠点とアメリカ・カナダを中心に60以上の拠点を持つ。
今回の受注について、MFTBCセールス・アフターセールス本部アジア・アセアン統括部長の西川愛一郎氏は、「キャンターの操作性や燃費などの性能が、フィリピンの宅配業界で最大のLBC社に認められたことは、たいへん嬉しいことだ。経済の成長に伴い2014年の販売も引き続き好調に推移しており、1-6月で既に約700台、前年同期比117%増、シェア27.6%を達成した。今後もフィリピン市場のニーズに応え、商品ラインアップの充実とサービスの質の向上に努めていきたい」と述べた。