【WSB 第9戦】カワサキ、サイクスが今季8勝目…総合ポイントでリードを広げる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トム・サイクス(カワサキ)
  • トム・サイクス(カワサキ)
  • トム・サイクス(カワサキ)

2014年FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ(WSB)第9戦 アメリカ大会が、7月11日から13日までの3日間、ラグナセカ・スピードウエイで開催され、トム・サイクス(カワサキ)が第2レースで今季8勝目を飾った。

第1レースはホールショットを奪ったものの、オープニングラップにコークスクリューでラインを外し、優勝争いを繰り広げるマルコ・メランドリ(アプリリア)、シルバン・ギュントーリ(アプリリア)に先行を許す。第1レースはマシンのセッティングが完全ではなく、その後先行を許したアプリリア勢の2人からじりじりと離され、3位でのフィニッシュとなった。

第2レース、サイクスはオープニングラップから積極的に前に出る作戦を取り、第1レースで後塵を拝したメランドリとギュントーリのアプリリア勢に先行することに成功した。しかし10周目のコークスクリューで転倒者が出て赤旗中断。レースは7周に短縮されて再開されることになった。再スタート後もサイクスはホールショットを奪い先行するが、今度は最終コーナーを立ち上がったところで転倒者が発生、2度目の赤旗中断となった。

選手にとっては集中力を求められるレースとなったが、サイクスは3度目の再スタートも決めてライバルに先行する。7周というスプリントレースとなったが、サイクスが、ギュントーリの追撃を振り切って今季8勝目。総合ポイントで、2位ギュントーリとの差を44ポイントに広げた。

■レース1
1位:マルコ・メランドリ(アプリリア)
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
3位:トム・サイクス(カワサキ)
4位:ダビデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)
5位:トニ・エリアス(アプリリア)
6位:ジョナサン・レイ(ホンダ)

■レース2
1位:トム・サイクス(カワサキ)
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
3位:ジョナサン・レイ(ホンダ)
4位:ユージン・ラバティ(スズキ)
5位:トニ・エリアス(アプリリア)
6位:ロリス・バズ(カワサキ)

■ポイントスタンディング
1位:トム・サイクス(カワサキ)325P
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)281P
3位:ジョナサン・レイ(ホンダ)261P
4位:ロリス・バズ(カワサキ)253P
5位:マルコ・メランドリ(アプリリア)217P
6位:チャズ・デイビス(ドゥカティ)159P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集