米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは7月10日、米国向けの『ATSセダン』に、2015年モデルを設定すると発表した。キャデラックは2012年1月、デトロイトモーターショー12でATSセダンを初公開。キャデラックが、BMW『3シリーズ』などの小型プレミアムスポーツセダンに対抗するべく、開発した新型車。駆動方式はFRが基本。ドイツ・ニュルブルクリンクで、ハンドリング性能は鍛え上げられた。2012年11月には、日本にも上陸。直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。最大出力276ps、最大トルク36kgmを引き出す。0-100km/h加速は6.2秒の実力を備える。今回、米国で発表された2015年型は、ATSセダンのデビュー2年半を経て、初の改良が施されたモデル。外観は2014年1月、デトロイトモーターショー14で発表された『ATSクーペ』に準じる。ATSクーペでは、フロントグリルに、久しぶりにデザインを刷新したキャデラックエンブレムが装着。2015年モデルのATSセダンには、このエンブレムが付いた新デザインのフロントグリルが採用された。直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンは、トルクが向上。最大トルクは40.8kgmと、従来よりも4.8kgm、率にして約14%高めている。
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