航空自衛隊、英国ショーに空中給油・輸送機「KC-767」を展示

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KC-767(出展:航空自衛隊)
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航空自衛隊は、英国で開催される「インターナショナル・エア・タトゥー」に空中給油・輸送機「KC-767」を地上展示すると発表した。

英国で実施されるロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥーとエア・パワー・カンファレンス(APC)に航空幕僚長が参加し、英国空軍参謀長、参加各国空軍参謀長などと意見交換を行い、日英間の関係強化、参加各国との信頼関係増進を図るのが目的。

また、ロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥーには「KC-767」を派遣し、航空機の地上展示することにより、英国空軍、その他参加各国空軍と相互理解の促進を図り、防衛協力・交流の進展を図る。

KC-767は小牧基地を飛び立ちアイルソン米空軍基地(アラスカ/米国)を経て、フェアフォード英空軍基地(スウィンドン/英国)に向かう。帰路もアイルソン米空軍基地(アラスカ/アメリカ合衆国)を経て小牧基地に戻る。

KC-767は、ボーイング製の旅客機B767-200ERを改造したもので、2008年度に実用試験、2009年度に運用試験を経て、2010年度から本格運用を開始した。空中給油機としては世界初の遠隔視認装置を採用し、機体底部の5台のカメラを使い操縦席後部に位置する操作卓で給油口から伸びる約6mのパイプの位置を確認しながら戦闘機への給油が可能。

《レスポンス編集部》

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