フランスの自動車大手、シトロエンは6月26日、フランス・ポワシー工場における『DS3』の累計生産台数が、30万台に到達したと発表した。
シトロエンDS3は、シトロエンの新たな高級レンジ、「DS」シリーズのコンパクトカーとして2009年秋、フランクフルトモーターショー09で発表。2012年秋のパリモーターショー12では、オープン版の『DS3カブリオ』を追加した。
デビューから4年半が経過した2014年5月には、初の大幅改良モデルを欧州で発表。丸型4連ランプが並ぶ新デザインのヘッドライトは、LEDとキセノンを組み合わせたもの。パワートレインでは、新しいガソリンエンジンとして、「ピュアテック」仕様の「e-VTi 82」を設定している。
6月26日、フランス・ポワシー工場では、『DS3』の累計生産台数が30万台に到達。生産開始からおよそ4年半で達成した記録となった。
記念すべき30万台目となったのは、ブラックのボディカラーをまとった限定車。ポワシー工場の従業員が、30万台目のDS3のラインオフを祝福している。