ホンダ 米国販売、5.8%減の13万台…3か月ぶりに減少 6月

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは7月1日、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は12万9023台。前年同月比は5.8%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、3万2329台を販売。前年同月比は2.1%増と、3か月連続で増加した。『シビック』は、大幅改良モデルが3万2301台を売り上げ、前年同月比は8.7%増と4か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、2万6129台と後退。前年同月比は1.7%減と、マイナスに転じた。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比23.2%減の1万0911台と、3か月連続のマイナス。中型SUVの『パイロット』は、18.7%減の9830台と減少が続く。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比54.1%減の990台。『TSX』も60.1%減の681台、『ILX』も38.4%減の928台と、セダン系が軒並み苦戦。2013年春に発売したホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』も、前年同月比54.1%減の229台と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

一方、アキュラブランドのSUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比27.7%増の4890台と、引き続き好調。一方、『RDX』は13.4%減の3485台と、2か月連続で減少する。

ホンダの2014年上半期(1-6月)米国新車販売は、前年同期比0.8%減の73万9436台。「6月はペースダウンしたが、米国市場全体は堅調」と話すのは、アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長。「アコードやシビックなど、中核車種に対する需要は根強い」と語っている。

《森脇稔》

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