国土交通省では、毎年6月を「不正改造車を排除する運動」の強化月間として、不正改造車の撲滅に向けて全国的に展開している。
奈良運輸支局においても、関係団体と連携し街頭検査を実施した。その結果、4台の車両に整備命令を発令した。
街頭検査が行われたのは、2014年6月28日 12時30分~14時30分に、名阪国道 針テラス・道の駅駐車場。検査台数は、24台で、整備命令発令台数は、4台(不正改造車2台、整備不良車2台)だった。
今回の主な不正改造及び整備不良箇所は、(1)運転席・助手席の窓ガラスに着色フィルムの貼付、(2)近接排気騒音基準値不適合、(3)後部反射器取付無し、となっている。
なお、整備命令の発令は道路運送車両の保安基準に適合していない車両について、道路運送車両法に基づき発令し、不良箇所等の改善を指示するとともに、改善状況の確認を行うもの。