成田国際空港は、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催に向けて、同社の夏目誠社長を本部長とする「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会準備本部」を7月1日に設置すると発表した。
2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、国際空港として多くの外国人を受け入れるための準備、対応する事項について、国、千葉県、空港周辺自治体、東京都、JOC、組織委員会、空港関係機関、アクセス機関など、多方面にわたる関係者と連携して、各種調査の実施や対応方針、具体的な施策について検討して空港での関連施策を総合的に推進するのが目的。
大会準備本部は、東京オリンピック・パラリンピックに関する情報の集約、関係機関との連絡調整、協力や、成田国際空港での施策の検討・調整などを行う。
具体的には、テロ対策や防災・ライフライン・安全安心対策、選手・役員などの関係者、観客などの円滑な輸送、多言語対応や各種バリアフリー対策を検討する。