米 コルベット 博物館の床陥没事故…現場を保存へ

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米 コルベット 博物館での陥没事故
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米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』の博物館で起きた床の陥没事故。この陥没事故の現場を元に戻さず、保存することになった。

この事故は2014年2月12日の早朝5時44分、米国ケンタッキー州の「国立コルベット博物館」で起きた。博物館内の「スカイドーム」と呼ばれる展示エリアの床が突然陥没し、展示車両8台が飲み込まれた。

地元の当局によると、穴の大きさは推定で直径が12m、深さは7.6‐9m。幸いなことに、博物館は開館前だったため、負傷者はいなかった。

コルベット博物館では、事故の後、展示車両8台を全て引き上げ、営業を再開。ただし、この陥没事故の現場はそのまま、手つかずの状態だった。しかし、この現場を見ようと、来場者数が増加。コルベット博物館によると、陥没事故の前よりも、来場者は約6割増えたという。

これを受けて今回、コルベット博物館は、陥没事故の現場を保存するかどうか、役員会で投票を実施。その結果、陥没事故の現場を部分的に修復した上で、保存することを決定した。

コルベット博物館では今後、陥没事故現場の保存方法を検討し、来場者の興味を引くような形で、公開していく方針。

《森脇稔》

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