欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは6月23日、『ザ・ビートル・デューンコンセプト』の新たなオフィシャル写真を公開した。
ザ・ビートル・デューンコンセプトは2014年1月、デトロイトモーターショー14でワールドプレミア。『ザ・ビートル』をベースに、オフロードテイストに仕上げたコンセプトカー。
外観はザ・ビートルに対して、アンダーガードやフェンダーエクステンション、大径タイヤを追加装備。車高は50mm引き上げられた。ボディカラーは明るいオレンジ、「アリゾナ」で塗装。バンパーは専用デザインとした。室内はボディカラーに合わせて、ダッシュボードやドアトリム、ステアリングホイールなどにオレンジのアクセントを使用。助手席前方のダッシュボードには、アシストグリップが装着された。
パワートレインは、ザ・ビートルの「Rライン」と共通。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」は、最大出力210psを発生。トランスミッションは、6速デュアルクラッチの「DSG」。電子制御ディファレンシャルロックの「XDS」も装備される。
6月23日、フォルクスワーゲンはザ・ビートル・デューンコンセプトの新たなオフィシャル写真を公開。フォルクスワーゲンは、「現時点では、コンセプトカー。しかし、量産車として実現は可能」と、市販に前向きな姿勢を示している。