ホンダのコンテンツ「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」が、「第61回カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のチタニウム&インテグレーテッド部門にてグランプリを受賞、合わせて8部門で15の賞を受賞した。
Sound of Honda/Ayrton Senna 1989は、1989年のF1日本グランプリ予選で、アイルトン・セナが「マクラーレン ホンダ MP4/5」で記録した鈴鹿サーキットの当時世界最速ラップを再現するプロジェクト。解析した走行データと実車を用いて再現したエンジン音でセナの1周分の走行を光と音で再現したムービーとメイキング映像、3D-View、iPhoneアプリの3コンテンツを展開している。
国際クリエイティビティ・フェスティバルは、広告やコミュニケーション活動関連では、世界3大広告賞の一つと言われるもので、審査員構成、入賞作品のレベルの高さなどから、数ある国際広告賞の中でも特に高い評価を得ている。カンヌ国際映画祭の一部として行われた劇場広告映画のコンクールからスタートし、1954年からは独立して開催されている。
今年は、世界中から3万7000件以上の作品がエントリー。昨今の広告やコミュニケーション活動の多様化を反映し、サイバー部門に対する応募数が前年比39%増となるなど、より厳しい競争となる中での受賞となった。
Sound of Honda/Ayrton Senna 1989は、このほか、審査の厳しさから受賞が困難なものと世界で評されるD&AD賞で最高賞であるブラックペンシルを受賞するなど、海外で非常に高い評価を受けている。