カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカー、マグナインターナショナルは6月4日、子会社のマグナパワートレインが、メルセデスベンツ『GLA』の4WDシステムの納入を開始した、と発表した。
メルセデスベンツGLAは、メルセデスの小型SUV。メルセデスの4WDシステム、「4マチック」の最新世代版を設定する。この4WDをダイムラーと共同開発したのが、マグナパワートレイン。
マグナパワートレインの4WDは、「プロアクティブ・リア・ドライブ・モジュール」と命名。Cセグメント車用に開発されたシステムで、AWDカップリングとリアアクスルを、一体設計したのが特徴。
これにより、パフォーマンスや燃費、軽量化などの面で、効果を発揮。システムの小型化も可能にした。マグナパワートレインによると、この4WDを搭載したメルセデスベンツGLAの場合、CO2排出量はおよそ10%削減しているという。
なお、この4WDシステムは、メルセデスベンツのGLAだけでなく、『CLA』と『Aクラス』の最強グレード、『A45AMG』にも採用されている。