フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは5月30日、新世代の1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジンの生産を開始した。
シュコダは1899年、チェコのムラダー・ボレスラフ工場において、エンジンの生産を開始。現在はシュコダのみならず、アウディやセアトなどフォルクスワーゲングループの小型車用エンジン&ギアボックス生産拠点として稼働している。
今回、シュコダがチェコのムラダー・ボレスラフ工場で生産を始めたのが、フォルクスワーゲングループが新開発した新世代の1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジン。2014年春、ジュネーブモーターショー14で発表されたポロの大幅改良モデルに初搭載される。
新世代の1.0リットル直列3気筒ユニットは、最大出力が60psと75psの2種類を用意する。2014年秋には、直噴ターボの「TSI」版を追加する予定。最大出力は90psを引き出し、「ブルーモーション」仕様の場合、欧州複合モード燃費24.4km/リットル、CO2排出量94g/kmの優れた環境性能を実現する。
シュコダは、「我々はパワートレインの生産と開発に関して、115年の豊富な経験を持つ」とコメントしている。