ポルシェの新型SUV『マカン』。欧州で納車が開始されたばかりの同車に、不具合の可能性があることが分かり、販売店で点検が行われることになった。
これは5月28日、ポルシェのドイツ本社が明らかにしたもの。同社は、「主に欧州で納車された約2500台のマカンについて、販売店でブレーキの点検を実施する」と発表している。
今回の点検は、マカンのブレーキに不具合の可能性があることを受けて、行われるもの。ポルシェによると、社内の品質テストにおいて、マカンのブレーキブースターに、製造段階で破損した可能性のあることが判明したという。
ポルシェは対象車を保有する顧客に連絡。販売店での点検は、数分で済むとのこと。
ポルシェは、「ブレーキの機能は法律で定められた基準を満たす。また、他のポルシェ車のブレーキに問題はない」と説明している。