国土交通省は、中小トラック運送業者の先進環境対応型ディーゼルトラック導入を支援すると発表した。
国交省では、トラック輸送における二酸化炭素の排出量削減を図り、地球環境保全に資することを目的に、環境省と連携して「2014年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(中小トラック運送業者における低炭素化推進事業)」を、環境優良車普及機構に委託する。
これを受けて同機構は7月1日から補助金の公募を開始する。
対象は中小トラック事業者で、保有する2005年3月以前に新車新規登録した事業用トラックを廃車して先進環境対応型ディーゼルトラックを導入する場合、経費の一部を補助する。
公募期間は7月1日から2015年1月16日までで、期間満了の前に予算額に達した場合は、その時点で受付を終了する。
補助額は大型トラックが100万円、中型トラックが70万円、小型トラックが40万円で予算総額が28億円。1事業者当たり2台分が上限となっている。