自動車用品小売業協会(APARA)は定時総会を開催し、会長にオートバックスセブン副社長の森本弘徳氏を選任した。前任の、イエローハット代表取締役の堀江康生氏は理事となる。
堀江氏は4年の任期を振り返り、「業界発展のために価格競争をやめ、サービス競争をやるという目標を掲げてきた。それが成功し、全体としてのサービスレベルが向上したと感じている」と述べた。
さらに、「3月までの売上は前期と同じくらいで順調な業績を記録している。4月は増税の影響もあり85%くらいの数字だが、想定内。このまま毎月5%ずつ伸ばしていっていただきたい」と森本氏を激励した。
また、新会長となった森本氏は「5月28日の“洗車の日”を始めこれまでも様々なイベントを行ってきたが、今年は“楽しくドライブしよう”をスローガンに、車にまつわる楽しさ、便利さを伝えながらさらに盛り上げていきたい」とし、「そのために、タイヤ点検の重要性喚起や春夏の交通安全週間への参画を行いながら、安心・安全に関する啓蒙活動も邁進していく」と語った。