日産自動車が5月26日、ダイムラー製2リットル4気筒ターボエンジンを搭載した新型『スカイライン 200GT-t』を発表した。片桐隆夫副社長は同日開いた発表会で「全世界の市場のプレミアムセグメントのど真ん中に投入するモデル」と述べた。
片桐副社長は「スカイライン 200GT-tはダイムラーとのアライアンスから生まれた新しいパワートレインを搭載して欧米、中国を始めとする全世界の市場のプレミアムセグメントのど真ん中に投入するモデル」と強調。
さらに「日本においても先に発売したハイブリッド車とともに次世代のプレミアムセダンとして、これまでスカイラインにお乗り頂いたお客様に加えて、輸入車インテンダー(購入検討者)にアピールすることによってプレミアムセダンの競合他社に比肩するプレゼンスを構築したい。ミニマム年間5000台を目標として考えたい」と語った。
また「2月に発売した新型スカイライン ハイブリッド車は月末時点で目標台数を上回る5289台を受注し、大変ご好評を頂いている」と明かしたうえで、「基本的には、ほとんどが日産車からの買い替えになっている。これを半々に近づけていきたい」とも話した。