メルセデス Vクラス 新型、ドイツで「エディション1」…発売記念車

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新型メルセデスベンツ Vクラス エディション1
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ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは5月末、ドイツ国内で発売する新型『Vクラス』に「エディション1」を設定する。

新型Vクラスは2014年3月、ジュネーブモーターショー14でワールドプレミア。初代Vクラスは、1998年にデビュー。商用車の『ヴィトー』をベースに開発されたMPVで、広い室内空間が売りだった。2004年には、2世代目にモデルチェンジ。新たに『ビアノ』を名乗った。2006年のマイナーチェンジを機に、日本国内での車名は、Vクラスに回帰。新型は、3世代目。新型は欧州でもビアノではなく、Vクラスを名乗る。

新型は、欧州でのフルサイズMPVセグメントにおいて、デザイン面、快適性、安全性で新たな基準を打ち立てることを目指して開発。新型のデザインは、スクエアなボディ形状が、ひと目でVクラスと分かるもの。フロントマスクには、最新のメルセデスベンツのアイデンティティが表現された。室内は引き続き、3列シート。2列目シートは、独立タイプとベンチの2種類が選択できる。乗車定員は、最大8名。シートアレンジは多彩。リアゲートには、新たにガラスハッチが装備された。

エディション1は、新型Vクラスの発売記念車として、5月末にドイツ市場へ投入される限定車。ナッパレザーシートをはじめ、ダッシュボードのレザー調仕上げや木目調パネルが特徴になる。運転席と助手席には、シートベンチレーションを装備。エアコンとオーディオも上級仕様が奢られる。

エンジンは、直噴2.1リットル直列4気筒ターボディーゼル。3種類の出力特性があるが、エディション1では最大出力が最もパワフルな190psとなる。トランスミッションは、「7G-トロニックプラス」。エディション1のドイツベース価格は、6万7378ユーロ(約935万円)と公表されている。

《森脇稔》

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