フェルダ・グローバル・ベンチャーズ(FGV)はケンブリッジ・ナノシステムズとの合弁事業と、高純度のカーボン・ナノチューブとグラフェンを、メタンガスなどのアブラヤシ農園からでる副産物を原料に製造する計画を発表した。ベルナマ通信が報じた。
FGVはFGV-CNLの70%を保有する。
マレーシアに、プラントを建設する予定で、年間生産能力は50-100トンとなる見込みだ。現在、プラントの建設候補地を選定中だ。
ケンブリッジにおいて天然ガスを用いてカーボン・ナノチューブとグラフェンの試験生産を行っている。アブラヤシ農園の副産物を利用した高純度カーボン・ナノチューブやグラフェンの生産は世界初となるという。
高純度カーボンナノチューブやグラフェンは、新世代の電子機器の原材料として使われる可能性があり世界的に注目が集まっている。