東レ、日本とタイでCFRP部品の生産能力を増強…航空機向け試作などの需要に対応

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東レは、東レ・カーボンマジックと同社の量産工場であるカーボンマジック・タイランド(CMTH)で、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)部品の生産能力を増強すると発表した。

日本とタイで新たにオートクレーブ成形や切削加工、塗装などの生産・後加工設備を導入し、2014年下期から2016年にかけて順次稼動を開始する予定。

東レ・カーボンマジックは、東レが昨年4月に買収した童夢カーボンマジックで、CMTHは旧・童夢コンポジット・タイランド。

東レが買収後、東レ・カーボンマジックでは、プレミアムカーや二輪バイクなどに加え、航空機や列車、車椅子、義足といったライフイノベーション関連などの新規分野でも設計・試作・量産依頼が急増している。

こうした市場からの要請に対応するため、東レ・カーボンマジックは米原本社工場敷地に建屋を増築して試作・少量生産拠点としての機能を拡充する。

また、CMTHは現工場と同じ工業団地内に新たに約2万2000平方メートルの敷地を賃借し、将来の拡張も考慮した、成形から塗装までの一貫量産新工場を建設する。

東レは、今年4月からスタートした新中期経営課題「プロジェクトAP-G 2016」に炭素繊維複合材料事業の飛躍的な事業拡大を掲げており、今回のCFRP部品の生産能力増強もこの一環。
《レスポンス編集部》

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