イタリアの自動車大手、フィアット。その主力車種の『500』シリーズから、新たな派生車種が登場することが決定した。
これは5月6日、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が発表した中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」の中で明らかにされたもの。
この2014‐2018ビジネスプランでは、2014年1月に両社の統合で生まれたFCAが、今後5年間の成長計画を提示。この計画の中で、「フィアットブランドが2014年内に、『500X』を発売する」と公表している。
500Xは、フィアット500シリーズの最新派生車種。ハッチバックのフィアット500、MPVのフィアット『500L』などに続いて、500シリーズの新たな魅力を発信するSUVになる。
なお、現時点では、フィアット500Xの詳細は公表されていない。2014年3月、ジュネーブモーターショー14で初公開されたクライスラーグループ・ジープブランドの新型コンパクトSUV、『レネゲード』(RENEGADE)と、車台を共用するもよう。
フィアット500Xは、2014年内に、欧州市場で発売される予定。