【PCCJ 第3戦】激しいトップ争いを制し、元嶋佑弥が初優勝

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#14元嶋佑弥
  • #14元嶋佑弥
  • #78近藤翼
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「ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2014」の第3戦が、5月4日に富士スピードウェイで開催された。

誰より鋭いスタートを切ったのは、#14元嶋佑弥。ポールポジションの#78近藤翼はなすすべもなく、真っすぐ進路を取った#14元嶋が1コーナーにトップで飛び込んでいく。しかし、その後方でアクシデントが発生。ストレート上で#7星野敏と#24剛覇矢人が接触。#24剛は何とか姿勢を立て直したものの、#7星野はガードレールにまで弾かれ、コース上に戻ってきてしまったところで#73鈴木篤と絡んでしまい、2台はその場でリタイア。セーフティーカー(SC)が導入された。

SCランは3周に渡って行われ、4周目からレース再開。トップの#14元嶋とそれを追う#78近藤はきれいにリスタートするが、#19永井宏明と#32飯田太陽はやや出遅れ、#12小河諒、#11山野直也がストレートでスリップストリームに入り、1コーナーで#32飯田を揃って抜いた。さらに#19永井との差も徐々に詰め、8周目の1コーナーでは#12小河が、9周目のストレートでは山野がオーバーテイクを果たす。

一方、その間にも#14元嶋と#78近藤による激しいトップ争いは続いたが、#78近藤が11周目に入ると突然ペースが鈍る。その結果、#14元嶋がそのままトップでフィニッシュし、#78近藤が2位に。一方、激しさを増したのが#12小河と#11山野による3番手争いだ。しかし、13周目の1コーナーではアウトに並んだ#11山野だったが、なんとか#12小河が抑え切って3位でフィニッシュした。

次回、第4-5戦は同じく富士スピードウェイで、6月7日・8日の「ザ・ワンメイク祭り」にて開催。日本初開催となるポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)も同時開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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