江差線の一部廃止でお別れセレモニー実施

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江差線の終点・江差駅。同線は5月11日限りで廃止され、翌12日から函館バスが代替バスを運行する。
  • 江差線の終点・江差駅。同線は5月11日限りで廃止され、翌12日から函館バスが代替バスを運行する。

JR北海道の江差線木古内~江差間42.1kmが5月12日に廃止される。これに伴い、営業運転最終日の5月11日には、木古内駅(北海道木古内町)と湯ノ岱駅(上ノ国町)、江差駅(江差町)で「さようなら江差線(木古内~江差間)お別れセレモニー」が行われる。

最終営業列車は木古内20時45分発~江差21時52分着の普通列車の予定だが、セレモニーは木古内11時48分発~湯ノ岱12時24分発~江差12時55分着の普通列車の発着時刻にあわせて行われる。ただし江差駅は折り返しの13時07分発函館行き普通列車もセレモニーに含まれる。開催時間は木古内駅が11時20~50分、湯ノ岱駅が12時10~30分、江差駅が12時40分~13時10分。

3駅とも駅長と運転士への花束贈呈、沿線自治体観光キャラクターの「キーコ」(木古内町)、「カミゴン」(上ノ国町)、「しげっち」(江差町)による出発合図・見送りが行われる。このほか、渡島鶴岡駅付近では大漁旗と気球による見送り、江差駅では12時から16時30分頃まで、江差線の代替バスとなる江差木古内線の展示を行う予定だ。

《草町義和》

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