ノキアは、ラジーブ・スリ氏をCEOに迎え、マイクロソフトとの合併に向けて新たに動き始めている。
合併による新体制が確立しても、ノキアの端末機メーカーとしての従業員の業務内容はそのまま継続するとされている。またマイクロソフト側にとっても端末機分野の参入は歓迎すべきことではあるが、重複する役割の調整等で合併までにはまだ時間がかかると考えられる。
ノキアの従業員もこの合併と異動に関して概ね好意的であるが、チェンナイ工場では未だに7500名の従業員が今後の雇用に関して未定であり、5年を上限として年額で給料3ヶ月分の補償金を条件とする自主退職制度が5月14日まで受付られている。