4月のホンダ米国販売、1.1%増の13万台…4か月ぶりに回復

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは5月1日、4月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は13万2456台。前年同月比は1.1%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、3万4124台を販売。前年同月比は1.7%増と、回復を遂げた。『シビック』は、大幅改良モデルが2万7611台を売り上げ、前年同月比は4.4%増と2か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、2万8485台を販売。前年同月比は7.4%増と、好調を維持する。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比1.6%減の1万1639台と後退。中型SUVの『パイロット』は、17.4%減の8765台と大幅減が続く。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比42.8%減の1694台。『TSX』も45.7%減の880台、『ILX』も12.4%減の1659台と、セダン系が軒並み苦戦。2013年春に発売したホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』も、前年同月比13.3%減の353台と、マイナスに転じた。

一方、アキュラブランドのSUVは、好調を維持。『RDX』が6.3%増の4344台と、24か月連続で増加。2013年にモデルチェンジした『MDX』は、80%増の5180台を販売する。

ホンダの2014年第1-4月米国新車販売は、前年同期比2.3%減の45万7810台。「厳しい寒波に見舞われた後、暖かい春の気候が、顧客を再び呼び戻した」と話すのは、アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長。「とくにCR-Vの販売は4月の新記録」とコメントしている。

《森脇稔》

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