BMW の9車種、米国でリコール15万台 …エンジン部品に不具合

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BMW 3シリーズセダン
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ドイツの高級車メーカー、BMW。同社の複数の車種が、米国でリコール(回収・無償修理)を実施することが分かった。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの9車種について、BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、リコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、エンジン内の部品の不具合が原因。NHTSAによると、BMWの「N55」型3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン搭載車の可変バルブタイミング機構、「VANOS」に使用されているボルトが、非常に稀なケースとして、緩んだり、脱落したりする恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、米国で販売された2010‐2012年モデル15万6137台。『1シリーズ』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『5シリーズGT』、『6シリーズ』、『X3』、『X5』、『X6』、『Z4』の合計9車種が該当する。

もともとこの不具合は、中国市場で最初に発見された。中国や米国を含めた全世界では、およそ50万台にリコール台数が膨らむとの情報もある。

《森脇稔》

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