4月27日に行われたホンダ・インディグランプリ・オブ・アラバマの決勝は、アンドレッティ・オートスポーツのドライバーであるライアン・ハンターレイがチームメイトのマルコ・アンドレッティを従え、1-2フィニッシュを飾った。
ハンターレイはインディカー通算12勝目。彼はチャンピオンシップのリーダーであるウィル・パワーに対して18ポイント差に迫る2位で、5月10日にインディアナポリスの改装されたロードコースで行われるインナギュラル・グランプリ・オブ・インディアナポリスに挑むこととなる。
「私はこのチームを誇りに思っているよ。マルコ(アンドレッティ)は素晴らしい仕事をしてくれた。彼は上位を目指してドライブし、ライアン(ハンターレイ)はパーフェクトなレースをした。ウィル(パワー)があのようなミスを犯したことは、我々にとってラッキーだったね。素晴らしい日になったよ」とチームのオーナーであるマイケル・アンドレッティ氏は語った。
ハンターレイはパワーが第16ラップ目の第5ターンでタイヤをロックさせ、スピンアウトしたミスによりトップに立ち、その後第34ラップ目の再スタートでセバスチャン・サーベドラを交わして再びトップの座を取り戻した。
このレースを9番手からスタートしたマルコ・アンドレッティは、ピットレーンのクルーとの通信ができない状態にもかかわらずほぼ完璧にレースを走り切った。彼は第34ラップ目の再スタートでパワーを交わして2番手に浮上、2013年シリーズチャンピオンのスコット・ディクソンを抑えきり、2位でフィニッシュすることとなった。
ホンダ・インディグランプリ・オブ・アラバマの結果(トップ10)
1. ライアン・ハンターレイ(ホンダ)
2. マルコ・アンドレッティ(ホンダ)
3. スコット・ディクソン(シボレー)
4. サイモン・パジェノ(ホンダ)
5. ウィル・パワー(シボレー)
6. ジャスティン・ウィルソン(ホンダ)
7. ジェームズ・ヒンチクリフ(ホンダ)
8. ジョセフ・ニューガーデン(ホンダ)
9. トニー・カナーン(シボレー)
10. チャーリー・キンボール(シボレー)
13. 佐藤琢磨