【メルセデスベンツ G 63 AMG 6×6 発売】“The Off-Road Monster of Mercedes-Benz”

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メルセデスベンツ・G 63 AMG 6×6
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メルセデス・ベンツ日本が発表した、『G 63 AMG 6×6』の六輪駆動のドライブトレインは、オーストラリア軍などへ納入している軍用車両の技術を転用している。

「1979年に登場したGクラスは当初、世界各国の軍隊のために生産され、その後民間にも販売されるようになった」とは、メルセデス・ベンツ日本代表取締役副社長 営業/マーケティング部門担当のマーク・ボデルケ氏の弁。そして、G63AMG6×6を、「“The Off-Road Monster of Mercedes-Benz”だ」と位置付ける。

このクルマの最も特徴的なポイントは六輪駆動だ。「オーストラリア軍隊などのために開発した六輪駆動のドライブトレインを採用。通常の4輪駆動のオフローダーは、デフレンシャルロックが3つだが、G63AMG6×6は5つあり、でこぼこ道でもモンスターのトルクを効率的に路面に伝えることが出来る」とボデルケ氏。

また、ドライブトレインをホイールハブより上へ配置する特殊車両技術“ポータルアクスル”を採用することで、「ロードクリアランスは46cmとなり、深さ1mの川でも渡ることが出来る」という。

更に足回りは、「防弾車の強化コイルスプリングとラリーレイド用のガスダンパーを採用。これにより、快適な乗り心地も実現した」と話す。そのほか、タイヤ空気圧調整システムを採用。ヘッドコンソールにあるスイッチで砂漠を走行するとき用の0.5barから、通常の空気圧まで自由に設定できる。

インテリアについてボデルケ氏は、「最高級designoレザーを使用し、見た目はモンスターでも、室内は『Sクラス』の高級感を演出している。左右独立リアシートやリアエンターテインメントも採用し、最高の快適性を提供する」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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