防衛省、日本飛行機の整備施設損壊による被害状況を公表…4機が修復困難

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防衛省は、2月の大雪で日本飛行機の整備施設が損壊したことにより発生した自衛隊航空機の損害状況を公表した。

今年2月15日、神奈川県大和市に所在する日本飛行機の整備施設(第1ハンガー)が、雪の重みにより中央部屋根が陥没する損壊が発生した。整備施設内には、定期修理中の自衛隊機としてP-3Cが3機、OP-3Cが1機、EP-3が1機、UP-3Dが1機の計6機が駐機していた。

自衛隊機6機の損害状況について、暫定的に評価を実施したところ、P-3Cの3機と、OP-3Cの1機は、航空機としての修復について、今後の詳細な調査において確定する必要があるものの、現時点では困難であると見込まれる。

EP-3の1機、UP-3Dの1機は、相応の期間が必要であるものの、修復できる可能性があることが判明したとしている。

自衛隊機については今後、施設から搬出し、詳細な機体状況の調査を実施した上で、修復や部品取りの検討をする予定。

《レスポンス編集部》

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