国交省、ベビーカー利用しやすい環境づくりに向け啓発活動

鉄道 行政
「ベビーカー利用への理解・配慮のお願い」(鉄道版)のデザイン。ベビーカー使用者だけでなく「周囲の方」にも理解と配慮を求めている。
  • 「ベビーカー利用への理解・配慮のお願い」(鉄道版)のデザイン。ベビーカー使用者だけでなく「周囲の方」にも理解と配慮を求めている。
  • 3月に選定されたベビーカーマーク。ベビーカーを利用できる場所などを示す案内図記号(左)と、使用を禁止する場所などを示す禁止図記号(右)の2種類が作成された。

国土交通省は4月25日、公共交通機関などでのベビーカーを利用しやすい環境づくりに向け、キャンペーンを展開すると発表した。

国交省は2013年6月、実務者で構成する「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」を設置し、公共交通機関でのベビーカーを利用しやすい環境づくりに向け検討を進めてきた。3月26日に検討結果をとりまとめ、啓発チラシ「ベビーカー利用にあたってのお願い」と、ベビーカー使用の可否を示す「ベビーカーマーク」を公表した。

取りまとめた内容について十分周知し浸透させるため、広く国民やサービスを利用する者に対して、継続的に普及・啓発活動を行うため、5月1~31日の1カ月間、キャンペーンを実施する。

キャンペーンでは駅や鉄道・バス車両、商業施設などで、ポスターの掲示や、チラシを配布する。鉄道関係41事業者、バス関係158事業者・団体が参加するのをはじめ、旅客船や旅客船ターミナル、空港ターミナル、商業施設などでも実施する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集