韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは、3月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万2016台。前年同月比は7.1%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
3月の市場別実績は、北米が前年同月比10.3%増の6万0658台と好調。中国も5万5208台を売り上げ、前年同月比は14.2%増と、好調が持続する。
長らく信用不安が続いていた欧州でも3月、前年同月比6.7%増の6万1487台を販売し、回復傾向を示す。その他の世界市場も、合計で4万5658台を売り上げ、前年同月比は3.7%増と伸びた。
車種別の3月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が、4万6894台で、2か月連続の最量販車に。小型SUVの『スポーテージ』が、3万8319台で、2月に続いての2位につけた。小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)は、3万5578台で3位。以下、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が2万5295台、小型クロスオーバー車の『ソウル』が1万7788台を売り上げた。
キアモーターズの2014年第1四半期(1-3月)世界新車販売台数は、前年同期比5.2%増の68万7225台。2013年は、過去最高の274万6643台を販売。前年比は1.4%増だった。