フリーゲージトレイン新試験車両、初の走行試験を実施

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フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った。写真は熊本駅14番線に入線したフリーゲージトレイン
  • フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った。写真は熊本駅14番線に入線したフリーゲージトレイン
  • フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った。フリーゲージトレインは2号車にシングルアームパンタグラフを1基搭載している
  • フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った。FGTは新在直通用車両のため車体幅が一般の新幹線車両に比べて狭く、ドアには折りたたみ式のステップがついている
  • フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った
  • フリーゲージトレインの新試験車両が4月20日、初の走行試験を行った。写真は熊本駅14番線に入線したフリーゲージトレイン
4月19日に初公開された軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の新試験車両が翌20日未明、初の走行試験を行った。2017年3月ごろまで、九州新幹線と鹿児島本線、両線を結ぶ接続線で約60万kmの走行試験を行い、性能や線路などへの影響、耐久性を確認する。

20日未明の走行試験では、熊本総合車両所と熊本駅の間を往復。0時30分に総合車両所を出発したフリーゲージトレインは0時45分すぎ、金色の車体を輝かせて熊本駅の14番線に入線、55分頃に再び総合車両所に向けて出発した。ドアの開閉は行わなかったが、新幹線車両に比べて車体幅の狭い新在直通車両ならではのステップが張り出した様子が見られた。

今後10月中旬までは、車両の安全性や走行性能、線路などへの影響を確認するための「性能確認試験」を週2~3日程度、1日1~2往復の頻度で0~5時頃に行う。5月上旬までは新幹線の熊本~新八代間で走行試験を行うが、次第に区間を延ばし、最終的には新幹線の熊本~鹿児島中央間と在来線の鹿児島本線熊本~八代間、また両線を結ぶ新八代付近の接続線で試験を行う計画となっている。

10月下旬以降は営業列車の走る時間帯に、新幹線・軌間変換・在来線を繰り返して走行する「3モード耐久走行試験」を2017年3月頃まで行い、耐久性の最終評価を経てから量産車の設計・製作に反映する方針だ。

(熊本駅に入線するフリーゲージトレイン新試験車両)
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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