新京成線連立事業、5月に仮線切替が完了へ

鉄道 行政
新京成線連立事業に伴い、一部の高架橋が既に完成している。5月に実施される初富駅付近の仮線切替により事業区間内の仮線敷設が全て完了し、高架化工事が本格化することになる。
  • 新京成線連立事業に伴い、一部の高架橋が既に完成している。5月に実施される初富駅付近の仮線切替により事業区間内の仮線敷設が全て完了し、高架化工事が本格化することになる。
  • 今回の仮線切替区間。初富駅の下り線ホームも仮ホームに切り替えられる。

新京成電鉄は4月17日、新京成線の連続立体交差事業(連立事業)に伴い、初富駅付近の線路を仮線に切り替えると発表した。

この連立事業は、千葉県鎌ヶ谷市内の鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間4.1kmのうち約3.3kmの線路を高架化するもの。これにより12カ所の踏切が解消される。事業予定期間は2017年度まで。進ちょく率(事業費ベース)は2012年度末時点で53%となっている。

今回は5月17日終発から翌18日初発まで、初富駅を含む初富3号踏切付近から新鎌ヶ谷4号踏切付近までの下り線(津田沼方面)を仮線に切り替える。初富駅の下り線ホームも仮設ホームに移る。

これにより事業区間内の仮線切替が全て完了し、「高架化に向け大きく前進」(新京成電鉄)する。

《草町義和》

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