新京成電鉄は4月17日、新京成線の連続立体交差事業(連立事業)に伴い、初富駅付近の線路を仮線に切り替えると発表した。
この連立事業は、千葉県鎌ヶ谷市内の鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間4.1kmのうち約3.3kmの線路を高架化するもの。これにより12カ所の踏切が解消される。事業予定期間は2017年度まで。進ちょく率(事業費ベース)は2012年度末時点で53%となっている。
今回は5月17日終発から翌18日初発まで、初富駅を含む初富3号踏切付近から新鎌ヶ谷4号踏切付近までの下り線(津田沼方面)を仮線に切り替える。初富駅の下り線ホームも仮設ホームに移る。
これにより事業区間内の仮線切替が全て完了し、「高架化に向け大きく前進」(新京成電鉄)する。