主要53工場の造船建造実績、竣工が29隻で生産指数の前年同月比6.2%増…2月

船舶 行政

国土交通省が発表した2月の造船統計速報によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注が24隻、83万1000G/T、起工29が隻、95万2000G/Tだった。

竣工が29隻、128万3000G/Tで、竣工船価が1200億円で、2010年を100とした生産指数は69.6と前年同月比6.2%増となった。

このうち、国内船の竣工実績は、合計3隻、5万6000G/Tで、生産指数は88.6だった。内訳は、貨物船2隻、その他船舶が1隻。

また、輸出船の竣工実績は、合計26隻、122万7000G/Tで、生産指数が68.7。内訳は、貨物船は23隻で、うち一般貨物船が7隻(パナマ、シンガポールなど向け)、鉱石専用船が1隻(リベリア向け)、ばら積船が9隻(パナマ、リベリアなど向け)、鉱石兼ばら積船が4隻(シンガポール、パナマ向け)、石炭専用船が1隻(リベリア向け)、自動車専用船が1隻(パナマ向け)。

油送船は一般油送船が1隻(パナマ向け)、化学薬品船が2隻(パナマ、シンガポール向け)だった。

鋼船修繕実績は、121隻で、工事金額が70億円だった。

《レスポンス編集部》

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