ヤマハ発動機は、高精度・高品質・コンパクトなクリームハンダ印刷機の新製品「YCP10」を6月1日より発売する。
YCP10は、現行モデル「YCPII」の後継機種として開発。コンパクトサイズながら大型基板に対応するとともに幅広いマスクサイズに対応できる汎用性を確保、さらに上級モデルのハイエンド印刷機「YSP」と同等の印刷品質を織り込んだ、高性能でコンパクトかつコストパフォーマンスに優れたモデルとなっている。
同社独自の3Sヘッドやマスク吸着機能を標準装備。また、サーボ搬送などの採用により印刷ラインタクト13.5秒(通常印刷・当社最適条件)と現行機比約12%の高速化を実現。加えてスキルレスで基板と印刷マスクの位置合わせが可能な「グラフィック目合わせ機能」や、タブレット感覚で簡単に操作できる「タッチパネル」、グローバル展開を視野にCEマーキングに標準で対応するなど、扱いやすさも向上させた。
YCP10は、4月23日から25日まで中国・上海で開催の「ネプコン・チャイナ2014」、6月4日から6日まで東京ビッグサイトで行なわれる「第16回実装プロセステクノロジー展」に出展する。