出光興産は、2014年4-6月期の原油処理計画を、3製油所合計で前年同期比2%減の620万キロリットルに減産すると発表した。
石油製品市場は、国内景気の回復に伴う下支えがあるものの、省燃費車の普及などの要因があることから、前年同期比での減少を見込んでいる。
同期間の原油処理計画は、内需想定を踏まえた国内向けと、輸出を加味した総処理ベースで、同2%減とする。国内向け原油処理量は同3%減を計画。国内需要が大きく変化する場合には、処理水準の見直しをするなど柔軟に対応するとしている。
一方、1-3月の原油処理は計画が同1%減の750万キロリットルだったのに対して、実績は同7%減の710万キロリットルとなる見込み。