ポルシェジャパンの七五三木敏幸社長は4月2日、社長就任後初となる会見に臨み、「他のインポーターから最も成功しているメーカーとして尊敬されるようなインポーターになりたい」と抱負を語った。
七五三木社長は同日、都内で開いた新型プラグインハイブリッド『パナメーラS E-ハイブリッド』導入説明会で「ポルシェはポルシェらしくあるべきというのが最も大きなことだと思う。ポルシェは、レーシングサーキットをトップスピード、そしてトップのパフォーマンスで走った翌日にも通勤で非常に気持ちよく使える。こうした二面性のある車は世界に無い。こういったものを大切にし、守っていきたいと思っている」と述べた。
さらに「大きくはないが世界で最も成功したメーカーになりなさいというのがポルシェの考え方。毎年、ほんのわずかでも販売実績は伸ばしていけるし、またそうあるべきと思っているが、ただやはり何万台も伸ばしていくということではなく、最も成功しているメーカーとして尊敬されるようなインポーターになりたい」と話した。
七五三木氏は、メルセデスベンツ日本、クライスラー日本などを経て、2月1日付けでポルシェジャパン社長に就任した。