【ポルシェ パナメーラS E-ハイブリッド 発売】モータースポーツ直結のポルシェ版PHV

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パナメーラS E-ハイブリッド
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4月2日、ポルシェジャパンは『パナメーラS E-ハイブリッド』導入説明会を東京都内で開催した。

パナメーラS E-ハイブリッドは、昨年開催された東京モーターショー13の会場でジャパンプレミアされた車両で、スーパーチャージャーで加給される3.5リットルガソリンエンジンに70kWのモーター、9.4kWhのリチウムイオン電池が組み合わせられたプラグインハイブリッドモデルである。システム合計の最高出力は306kW(416ps)、最大トルクは590Nmを発揮し、最高速度は270km、0-100km/hは5.5秒というパフォーマンスながら、最大で32.1km(JC08モード)を電気だけで走ることができ、ハイブリッド状態での燃費は12.3km/リットルとなる。

ポルシェジャパンの七五三木敏幸代表取締役社長はパナメーラS E-ハイブリッドについて「ラグジュアリークラスで世界初となるプラグイン・ハイブリッドモデル」と話す。

ポルシェのハイブリッド開発の歴史は古く、110年以上前の1900年にはフェルディナンド・ポルシェ博士がローナー・ポルシェにおいて『ミクステ』と呼ばれるハイブリッド車両を開発。それから時を経て、2010年に『カイエンS ハイブリッド』で復活を果たした格好だ。

現在では様々なメーカーからハイブリッドモデルが発売されているが、ポルシェのハイブリッド戦略はどうなっているのだろうか。七五三木社長は「実用性に配慮しながらも、パフォーマンスと効率を融合させる開発をしている。ポルシェが提唱するe-mobilityの道筋をパナメーラS E-ハイブリッドでぜひ感じていただきたい」と述べる。

七五三木社長は、今年からル・マン24時間耐久レースに『919ハイブリッド』で復活を果たすことにも触れ、「ポルシェは919ハイブリッドの開発において、スーパースポーツである『918スパイダー』、今回のパナメーラS E-ハイブリッドなどを開発した際のノウハウを活用しており、モータースポーツで開発された多くの技術が市販モデルに採用されている。パナメーラS E-ハイブリッドのオーナーになられるお客様は、ポルシェ・モータースポーツの最先端技術に最も近いモデルを所有されるということになる」と述べた。

《橋本 隆志》

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