ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツが3月上旬、ジュネーブモーターショー14でワールドプレミアした新型『Vクラス』。同車の商用バージョンが、間もなく登場することが分かった。
これは3月25日、メルセデスベンツの商用車部門の2013年通期決算発表の場において、明らかにされたもの。「新型『ヴィトー』(VITO)の生産を年内に、スペイン・ヴィトリア工場で開始する予定」と発表している。
ヴィトーはVクラスの商用バージョン。もともとVクラスは、ヴィトーの乗用版として開発された経緯がある。Vクラス同様、スクエアなボディに広い室内空間を持ち、機能的な商用車が歴代ヴィトーの特徴だ。
現時点では、新型ヴィトーの詳細は、公表されていない。新型Vクラスのボディを基本に、内外装を商用車らしく、シンプルに仕立てると見られる。
メルセデスベンツは、「新型ヴィトーは商用車ユーザーのニーズを完全に満たすモデルになるだろう」とコメントしている。